和装、着ない着物の処分

By | 2016年8月17日

 和ダンスの中に、いつまでも着ないままの和装がしまいっぱなしになっている、ということはありませんか?
 一昔前までは、お正月、改まった席、お式、ちょっとしたお出かけと、和装をする機会は多かったものですが、今では洋服のほうが便利になってしまって、なかなか着る機会がありませんよね。
 和装はなんといっても着るのが大変ですし、使う小物も紐、伊達締め、帯、帯紐と、実にいろいろ。しまう場所も馬鹿になりません。
 着た後、自分で洗濯できないことも困ったことです。最近は洗濯機で回せるものもありますが、昔ながらの着物は、きちんと洗い張りしなければだめになってしまいます。でも、いまどき洗い張りは個人の家ではできませんから、専門の店に持っていかなければいけません。洋服より高いですし、それが二着、三着と多いと、大変な出費になってしまいますね。
 ですから、着物を持っているご家庭では、「捨てるのはあまりに惜しいし、どう処分すればいいだろう」と考えているところも多いと思います。
 方法はいくつかあります。洋服に仕立て直すこと。リサイクルショップや、インターネットなどに売ること。質屋、専門の買取店に売ることです。以下その説明をします。「洋服に仕立て直すこと」
 個人で結構好きな方はいらっしゃいますし、扱っている店もときどきあります。ただ、好みの問題として、やはり和柄は洋服には合わない、という意見もあります。これは確かにもっともで、たとえ無地で柄が気にならなかったとしても、和装の生地は洋服に直すとどことなく違和感があったりします。
 和小物や、人形の着物にする、というのがおすすめです。思い出がある一着が、自分は着られなくても人形に着せることによって、ずっと手元における、というのは素敵ですね。
「リサイクルショップ、インターネット、質屋、専門店に売る」
 「いっそ処分して、いくらかお金に換えたい」という方もいらっしゃると思います。ただ、どこに売るかが問題ですね。「着ない着物の処分」というページに、「親からもらった着物を、リサイクルショップに売って終わりというのはさびしい」という意見がありました。とてももっともな意見で、リサイクルショップやインターネットだと、買う側が素人であることがほとんどで、百円もしない値段で取引されることがあるのです。これでは売った側は「売らなきゃよかった」と後悔することになります。
 やはり、和装に関して確かな目を持っている質屋や、専門の買取店に持ち込むのが一番でしょう。質屋は最近は見かけなくなりましたが、専門の買取店は、ネットで探せばすぐに見つかります。
 納得のいく処分の仕方を選んでくださいね。

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